2011年12月21日

YASUSHIの家具作り その5

今日はBOX本体と脚部の連結部分の構造です。
脚部側からビス止めすればOKでしょうが、木組みにコダワル作品としては「寄せ蟻」という方法を使用しています。いかにも指物的な感じがする方法で、伝統工芸的な作品にはよく使用されています。

ここでは、いつも紹介しているキャビネットではない作品の写真で説明します。
断面が蟻型となるような桟を交互に作ります。
3つの蟻型の部分とその間にある部分、合計5つの凸凹が加工されています。
一方、それを受ける側には、それに対応するメス部分が加工されています。
桟を本体にストンと落とし、前にスライドさせると蟻のオスメスが噛み合って抜けなくなります。

CIMG3314_R.JPG


こういう方法を言葉で説明するのはホント難しいですね。わかりずらいかと思いますが、ストンと落としてググッとスライド、とイメージしてくださいね。

組んでしまうと外からは中の様子がわからないので、表面的には普通にしか見えません。見えないところに工夫が施されているというのは、職人の粋を感じます。効率やコスト面を考えれば削られてしまうような部分ですが、私の中では大切にしていきたいですね。
posted by YASUSHI at 18:01| Comment(0) | 家具の構造 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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